VIO脱毛「すでにやっている」30~40代で8%超
一方、インターネットメディア事業の株式会社Liberesが、20~49歳の男性240人を対象に実施した「男性のVIO(アンダーヘア)処理に関するアンケート調査」(2020年11月18日発表)によると、VIO脱毛を「やってみたい」と回答した男性は、20代が51.0%、30代が37.5%、40代が27.1%となっており、若者ほどVIO脱毛に対して前向きな姿勢を見せている。
その一方で、「すでにやっている」と回答した男性の割合は、30~40代がともに8.3%で、20代の4.2%に2倍近い差をつけている=下グラフ参照。
同社では、「20代よりも30~40代のほうが金銭的、時間的にも余裕があるため、VIO脱毛に挑戦しやすいことが理由として考えられる」としている。
また別の調査では、自分の老後を想定し、将来介護される側になった際に排泄後の拭き取りや清拭で介護士などの第三者に迷惑をかけないようにと、アンダーヘアを脱毛する「介護脱毛」が注目を集めている、という。
医療脱毛専門の「リゼクリニック」(東京都新宿区)の調査(親や家族の介護経験が多い40~50代の男女663人(男性333人/女性330人)を対象に、7月21日に実施)によると、将来に備えて「介護脱毛」をやりたいと思いますかとの問い(単一回答)に、「はい」と答えた男性は29.1%(40代33.7%、50代24.6%)と、約3割の男性がアンダーヘア脱毛を希望しているという。
ちなみに、女性は50.9%(40代54.6%、50代47.3%)だった。
近い将来、アンダーヘア脱毛は高齢者の身だしなみ、などといわれるようになるのかもしれない。