トヨタ、モビリティーカンパニーへ前進 進化した「e-Palette」を公開

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五輪選手村から実証都市での運行へ

オンライン発表会で説明するトヨタコネクテッドカンパニーのプレジデント、山本圭司氏
オンライン発表会で説明するトヨタコネクテッドカンパニーのプレジデント、山本圭司氏

   トヨタは2018年1月に米ラスベガスで開かれた、世界最大の技術見本市であるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で「e-Palette」を最初にお披露目。それに合わせて、モビリティサービス・プラットフォームについても発表。その席で豊田章男社長は、トヨタが自動車会社からモビリティーカンパニーに変革することを宣言した。

   その後、2019年の東京モーターショーで、東京オリンピックの選手村内の移動手段として「e-Palette」を提供するとしていた。山本氏によると、「オリンピックが延期となり、e-Paletteについての問い合わせも数々あり、この日に発表会を開く理由の一つになった」と言う。

   e-Paletteは2021年の東京オリンピックで選手村に提供された後は、静岡県裾野市にあるトヨタの東日本東富士工場跡地で2021年2月に着工する実証都市「Woven City(ウーブンシティ)」で運行される予定。日本各地の自治体で導入などについて議論を重ねている。

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