子供たちショック! シニアから孫へのお年玉「あげない」が初の1割超え

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   コロナ禍が、シニアが孫などにあげるお年玉相場に微妙に影響している。

   あおぞら銀行が実施している年末恒例の「シニアのリアル調査」2020年版によると、お年玉を「0円(=あげない)」祖父母が、6年前の調査開始後初めて1割を超えた。2020年12月22日の発表。

   孫へのお年玉の平均額(小学生の場合を想定。1人あたり)は、全国平均が7600円(前年比100円減)とほぼ前年並み。全国平均では「コロナ禍の影響を受けなかった」ようだ。

  • コロナ禍はシニアから孫へのお年玉にも微妙に影響
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落ち込み、大都市圏で大きく

   お年玉を金額帯でみると、「1万~1万5000円未満」が32.4%と最も多く、「5000~1万円未満」の28.3%が続く。一方、「0円(=あげない)」が、6年前の調査開始後、初めて1割を超えた=下表参照

   地域別では、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)の平均金額が7400円(前年比400円減)。関西(大阪、京都、兵庫、奈良)は、前年からの減少幅が大きく(1300円減)7200と、関東を下回ることになった。また、全国平均が前年並みであったのに対して、関東、関西の2大都市圏では落ち込んでいることが特徴だ。

   回答者の年代別に見ると、70代前半が9200円(前年比400円増)、60代が6700円(前年比400円減)、50代後半6000円(前年比700円減)と高齢になるほど金額も高い傾向は例年と変わらないが、今回の調査では70代前半だけ、平均額が前年よりアップ。他の年齢層との差がさらに広がった。

   なお、調査は全国55~74歳の男女計2073人を対象に、10月16日から3日間、インターネトで実施した。

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