ビットコインを希少価値から計算したら、2021年は580万円になった(ひろぴー)

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ストックフロー比率からビットコイン価格を予測

   さらにビットコインの希少価値を、明確に数値化できる「S/F(ストックフロー比率)」という数式があります。

   このストックはビットコインの総発行数で、フローは年間発行数で、ストックからフローを割って出た数値が高いほど、希少価値が高いと定義しています。

   たとえば、2020年12月時点でのビットコインの希少価値は、下記のような式で求められます。

   1845万BTC(発行枚数)÷ 32万.85BTC(年間発行量)=56.164....

   希少価値は、およそ56です。

   また、ストックフロー比率は貴金属などにも当てはめられます。金、銀、プラチナとビットコインを比較すると、ビットコインの希少値はすでに金とプラチナを追い越し、金に近づくほどになっています。

商品  ストックフロー比率(希少値) 時価総額
ゴールド     61.7        8兆4175億ドル
ビットコイン     56        2130億ドル
シルバー      22        3080億ドル
プラチナ      0.4        24億ドル

◆ 希少値的には来年ビットコインは580万円になる

   上のグラフ「ビットコイン希少価値推移(~2017年12月)」は、ビットコインの時価総額と希少値の推移を可視化し、さらに半減期までの期間を色で分類したものです。

   2017年末までしか可視化されていませんが、半減期ごとに時価総額と希少値が比例するように上昇しているのがわかります。

   また、2017年末には時価総額と希少値がすでに銀と同等になっています。

   このグラフからPlanB氏は、このまま推移すれば2021年内には、ビットコインの時価総額は1兆ドルに達する。つまり、価格が約580万円になると予測しているのです。

ひろぴー
FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、「FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイ!FX」や「みんなの仮想通貨」などのポータルサイト大手での執筆活動にも精力的に取り組んでいる。2015年からは仮想通貨の可能性に注目。仮想通貨への投資を開始した。香港系プライベートファンドにも運用している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。
・仮想通貨ブログ ビットコインFX:https://bitcoin-fx.jp/
・初心者もできる、ビットコイン・イーサリアム投資情報サイト:https://btc-eth.jp/
・Twitter:ひろぴーFX@仮想通貨@hiropi_fx
児山 将(こやま・しょう)
2009年の大学4年時にFXをはじめ、一度は飲食店の店長として働くも相場に関りたく金融メディア大手に就職。記事執筆とサイトのディレクションを行う。FX以外にも、株、指数、オプション、商品、仮想通貨など多岐に渡る商品を取引。現在はフリーランスとしてサイト制作やコンテンツ制作を行いながら個人投資家として活動する。
・Twitter:児山 将@goahead5055
・初心者でもできる、ビットコイン・イーサリアム投資情報サイト https://btc-eth.jp/
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