韓国世論の6割「不買運動をさらに促進すべき」
ところで、「日本製品不買運動」はいつまで続くのだろうか――。韓国国民の6割近くが「まだまだ続く」と考えていることが、世論調査でわかった。聯合ニュース(12月22日)「7割が日本製品不買運動に参加経験 4割『今後も続ける』」が、こう報じている。
「日本製品の不買運動について、約7割の人が参加した経験があることが12月22日わかった。市場調査会社のエムブレーンによると、11月末から12月初めに全国の19~59歳の男女1000人を対象に行った調査の結果、71.8%が日本製品の不買運動に参加した経験があると答えた」
そして、自分が不買運動の対象にした企業名を聞いたところ、ユニクロが75.7%で最も多く、アサヒビール(71.1%)、サッポロビール(56.6%)、ABCマート(49.4%)、無印良品(47.5%)、キリンビール(44.4%)と続いた。
不買運動が始まってから1年以上も経つのに、多くの人が支持していることがわかった。69.3%が「不買運動は必要だ」と回答し、「不買運動を積極的に促進しなければならない」とする、さらに強硬な回答も59.9%にのぼった。
一方、「不買運動をやめる時がきた」(12.2%)や、「参加したいと思わない」(15.9%)とする回答は少なかった。「不買運動が長期化する」とした回答者は57.6%で、「尻すぼみになる」と予想した人は18.8%しかいなかった。
ユニクロの韓国での苦闘は、まだまだ続きそうだ。
(福田和郎)