コロナ禍の今こそ、「どんなふうに働きたいのか」を考える(叶多凛)

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大切なのは「自分はどうしたいか?」でしょ

   けれども実際のところ、「副業」を認めている会社というのは、まだまだ少ない。就活をしている中で「副業を認めているか、いないか」という項目は、わたし的には割と大事なチェックポイントだったのだけれど、やはり「原則的には副業を認めていない」という会社に出会うことがほとんどだった。

   「副業を積極的に認めています」という会社でも、そのような姿勢を掲げているのはとても素敵だなと感じたけれど、実際にそれを実現している社員の方がいるのかというところまでは正直わからない。制度があっても活用されていなきゃ意味がないし、活用できるような環境が果たしてちゃんとあるのか確認したいと思うのだけれど、確かめる術なんて持ち合わせていなかった。

   就活において、人それぞれ大切にするポイントは違うと思う。どんな仕事をするのかとか、有名な会社かとか。そういったことを考えるのも、もちろん大切だと思う。でも、それと同時に、「自分がどんなふうに生きたいのか」「どんなふうに働きたいのか」ということを真剣に考えるのって、本当に大切なことだと思う。

   入社してから、自分が求める生き方/働き方との齟齬を感じてしまったら、自分も会社もきっとつらい。そうなってしまう前に、まずは「自分が」どうしたいのか知るところからはじめるのがいいと思う。

   現代を生きる人たちが求める働き方、働く時間、キャリアの築き方。それって十人十色で、多様性があるものだと思う。これまでは当たり前のように「ありえない!」と思われていた働き方も、時代が変わるにつれて新たな選択肢に成り得るかもしれない。

   何が「当たり前」なのかなんてわからない時代に、さあ、どんなふうに生きていこう。(叶多凛)

鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
現在、東京都内の難関私立大に通っている3年生。現役就活生として、今まさに就職活動中の立場だからこそわかる、最近の就活の実態をつまびらかにしていきたい。
自分と同じ、来春(2021年)卒の学生には共感の場を、これから就活を控える2022、23年卒の学生には、就職活動にはびこる企業の体裁と内情の乖離を、正確に把握するための機会になれば、と思う。
そして、意中の企業に就職して、すでにキャリアを積んでいるであろうビジネスパーソンさんには、さまざまな企業の採用戦略をエンターテインメントとして読んでいただければ、うれしい。
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叶多 凛(かなた・りん)
現在、東京都心から少し離れた自然あふれる私立大学に、のびのびと通う4年生。「学部4年生×就活生」というのはいささか不思議に思われるかもしれないけど、そうワケありである。
現役就活生として、シューカツのあれこれを率直に書いていきたい。就活に励んでいる「同士」には、「あるある」と思わず膝を打つような、まだまだ就活なんて!という学生には、シューカツの一端を覗いてもらえるような。そんな内容にできればといいな、と思う。
テーマは「就活も楽しむ!」。いろいろな企業に赴き、さまざまなビジネスの話を聞くことができるのは、就活生だけの「特権だ!」と思っている。そんなふうに就活できたら、イヤな面接官も撃退できるかも。なんて考えている。
得意なのは、英語。今夏の東京五輪・パラリンピックでは、世界中から訪れる報道陣の手助けをするインターンシップにも登録。こちらも、ガンバル!
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