週休3日を生かすための準備
今でさえ、日本の企業の週休2日は当たり前の制度ですが、じつはこれを導入したのはパナソニックの創業者、松下幸之助氏だそうです。それまでは月2回の休みだったり、休み自体も定められていなかったり、そんな時代もあったようですね。
今、働き方改革で「働く」ことと「休む」ことのバランスが注目されています。さらにコロナの不況によって余儀なく働き方の変更も求められるようになるかもしれません。週休3日制度が日本のスタンダードになる日も、そんなに遠くないのかもと思います。
週休3日のメリットは、ワークバランスを実現や自己のスキルアップのための時間の確保、生産性の向上などが上げられていますが、これも自分自身のメリットにしないと、まったく価値がありません。
せっかく増えた休みを、何もしないでぼーっと過ごしては、ただ給与が減って損した、生活が厳しくなってしまったと、結果的にマイナスに感じてしまうでしょう。何ごとにもメリット、デメリットがありますが、変化によってデメリットだけを被ってしまうと最悪です。
しかし、メリットは誰もが必ず得られるものではなく、メリットをメリットとして享受するためには、やはり準備しておくしかありません。
たとえば今、資格取得に向けて勉強している人は、具体的な目標を立てる、立て直す、そんなことでもいいでしょうし、副業に興味がある人は、何を副業にするか考えるのもいいでしょう。
Sさんのように、変化に対して不安を感じることは当たり前のことだと思います。ただその不安に対して、どう対応していくか、どう考えるかによって差が出ます。不安は考えているだけでは不安のままです。Sさん、不安を減らすために、ぜひ小さなことでも行動してみましょう。(ひろ子ママ)