最後はGMOフィナンシャルゲート! 成長見込めるキャッシュレス市場ではあるが......(明治大学)【企業分析バトル 第7戦】

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   今回で企業分析バトルも最後の記事となってしまった。現在保有している銘柄は、買った順に「ワークマン」「アルトナー」「エムスリー」である。

   まずワークマンであるが、これは完全に天井で買ってしまったかと思ったが、最近になって株価が盛り返してきたため、これはもっと保有して様子を見たいところだ。次にアルトナーだ。決算は悪くないと思うが、株価があまり伸びてこずにレンジ相場が続いているため、これは損切りするかどうか悩みどころである。私の見立てとしては、まだ株価は伸びる余地があるのではないかと思っているので、まだ保有しておくのが良いと思う。最後にエムスリー。この銘柄は私が購入してからも株価は成長を続けており、正直エムスリーのおかげで元本割れを防いでいるという現実である。

   最後ではあるが、今回も一つ銘柄を選んでその分析をしていこうと思う。今回選んだのは「GMOフィナンシャルゲート」である。

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2020年、東証マザーズ市場に上場したばかり

   GMOフィナンシャルゲートは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社が主要株主でGMOインターネットの傘下にある会社だ。また、今年(2020年)東証マザーズ市場に上場したばかりの会社でもある。まずはこの会社の財務情報を見ていこうと思う。

(1)売上高         上場後続伸
(2)経常利益        上場後続伸
(3)営業キャッシュフロー  プラス3億3900万円(次期予想はマイナス)
(4)投資キャッシュフロー  マイナス1億7100万円
(5)ROE(自己資本収益率) 4.9%
(6)ROA(総資産利益率)  2.7%
(7)自己資本比率      59.1%

   また、上記の情報に加えて、有利子負債がなく現金同等物がないので、社内のキャッシュも潤沢だ。この情報を見ると魅力的な会社である。懸念点を一つ挙げるとすれば、営業キャッシュフローの次期予想がマイナスであるところ、ROE、ROAが低いところであろう。

   しかし、営業キャッシュフローに関しては予想なので、これをプラスにすれば、より株価は上がるだろうし、ROEとROAは会社が上場してまだ間もないことがあるので、数字が小さいのは致し方ない。

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