女性は4つの年代すべてで前年よりも増加
年代別でみると、20代は348万円(前年比プラス3万円)、30代は444万円(プラス2万円)、40代は510万円(プラス3万円)となった。一方で、50代以上の年代のみ9万円マイナスの613万円という結果に=下表参照。
年代を男女ごとで区切って見てみると、女性は4つの年代すべてで、前年よりも平均年収が増加しており、男性は20代、30代、40代は増加。50代以上は10万円ダウンした。
都道府県別では、2020年の全体の平均年収(409万円)を上回っているのは、東京都(444万円)、神奈川県(430万円)、千葉県(412万円)のみで、労働人口が特に多い東京都が全体の平均年収をけん引する結果となった。
1位の東京都(444万円)と47位の沖縄県(348万円)とでは96万円の開きがあり、46位の山形県(358万円)とのあいだでも86万円の差となった。
4位が茨城県(408万円)、5位に埼玉県(406万円)と、上位5位までを首都圏が占めた。6位に静岡県(405万円)、7位栃木県(403万円)、8位愛知県(402万円)、9位兵庫県(401万円)、10位滋賀県(400万円)が並び、トップ10の顔ぶれは前年と同じだが、11位には昨年の20位から9つ順位を上げて、「山梨県」(393万円)がランクインした。391万円の「山口県」(前年22位→今回13位)や386万円の「福島県」(33位→16位)、384万円の「福井県」(31位→18位)なども大きく順位を上げた。