「グローバリズムは衰えない」! 出口治明さんが説くもっとも効果的な「投資法」とは?

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「自分の頭で考える10のヒント」

   付録として、巻末に「自分の頭で考える10のヒント」が付いている。自分の言葉で考えて自分なりにジャッジするトレーニングを積み重ねていくことを出口さんは勧めている。その際の方法として以下のポイントを挙げている。

1 タテ・ヨコで考える... タテ=時間軸(歴史軸)とヨコ=空間軸(世界軸)で考える
2 算数、すなわち数学・ファクト・ロジックで考える... 3要素のうちいずれかが欠けていると説得力がなくなる
3 外付けハードディスクを利用する... 検索ツールを使う
4 問題を分類する「自分の箱」をいくつか持つ... いろいろなカテゴリーに分類される問題があることを知る
5 武器を持った「考える葦」になる... 武器となる「基礎知識」が必要だ
6 自分の半径1メートル圏内での行動で世界は変えられると知る...世界を変える一番手っ取り早い行動は選挙である
7 「人はみんな違って当たり前」だと考える... 多様性から新しいものが生まれる
8 人の真贋は言行一致か否かで見極める... 相手によって意見や態度を変えるかどうかでわかる
9 好き嫌いや全肯定・全否定で評価しない... 「意見と人格」「作品と人格」を切り離して評価する
10 常識は徹底的に疑う...少しずつ伝統に手を加えて改良していうのか、本来あるべき「保守」のスタンスである

「自分の頭で考える日本の論点」
出口治明著
幻冬舎
1100円(税別)

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