若い人の意見に耳を傾けよう
では、どう動けばいいのでしょう......。「この会社は仕組みが古い」「○○が導入されたらいいのに」など若手が話していることを聞いたことはありませんか?
その仕組みやシステムを取り入れるか、導入するかは別にして、まずはどんな導入した場合、どんなメリットがあるか、知ってみることが大事です。
うちの会社には「無理」「無駄」と拒否反応をせず、若い人の意見に耳を傾けてみましょう。初期投資が必要になる場合もあると思いますが、その費用対効果、投資対効果を考えると、この先必要だったりします。
現に私自身もアナログな会社からデジタルな会社に移った時、「こんな便利なシステムがあるんだ」と感動しました。たとえば、マンパワーの力をかけるべき部分を変えることで、効率も上がったり、ストレスも軽減されたりすることがあります。本来、人間が力を入れるべき部分に集中できるようにもなるのです。
昔の常識が、今は非常識。昔の非常識が今の常識になっていることが、世の中にはたくさんあります。それを受け入れることが50代には必要だと思います。耳毛の生えた年配の方を電車で見かけることがありますが、近い将来、耳毛の脱毛が一般的になる日も来るかもしれません。常識に囚われず、変化に柔軟になることが大切ですね。