コロナ禍で大きく変わる可能性も
東京都以外では、埼玉県「川口市」が1万8077人で14位、千葉県「船橋市」が1万3091人で20位と、東京に隣接する街や、鹿児島県「鹿児島市」が1万3059人で21位など、地方中核都市がランクされた。このほか、千葉県「市川市」が22位、大阪府「東大阪市」が23位、兵庫県「西宮市」が25位と続く。
社長邸というと閑静な高級住宅地にあるイメージが強いが、東京商工リサーチによると、
「依然として、そうした場所の人気は高いものの、プライベートの充実を図る一方で、多忙なビジネス中心の生活の利便性を重視して、各地の中心部で住まいを選んでいるようだ。都心部でセキュリティーが行き届いたマンションが多いほか、社長の世代交代も一因になっている」
とみられる。
社長の住む街は「東京一極集中」の様相が強いが、新型コロナウイルスの感染拡大で、在宅勤務やテレワークが進み、本社を地方に移転する企業も出ている。社長の住む街のランキングも大きく変わる可能性が指摘されている。