コロナ禍で不安? 預貯金する10代増える 「将来のため」「万が一のため」

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フリマアプリで収入を得る

   また、親などからもらう小遣いを合わせたひと月あたりの収入額の平均を、高校生・大学生等別にみると、高校生は1万389円(前回1万1573円)、大学生等は3万2373円(同3万5897円)で、高校生では年初より1184円の減少、大学生等では3524円の減少と、コロナ禍によって10代の収入が減少している実態もうかがえる。

   アルバイト代の月平均は、高校生では5975円(前回7116円)、大学生等では 2万4319円(同2万7679)。それぞれ年初より高校生で1141 円、大学生等では 3360円少なくなっていた。

   一方で、フリマアプリで収入を得ている人の割合が、前回の18.5%から22.6%と4.1ポイント上昇。フリマアプリの利用を男女別でみると、男性は2.4ポイント上昇(前回14.0%、今回16.4%)に対して、女性は5.8ポイント上昇(前回23.0%、今回28.8%)。女性の上昇幅のほうが大きかった。

   SMBCコンシューマーファイナンスは、

「コロナ禍で増えたおうち時間を活用した整理整頓や片付けの機会をきっかけに、不用品を売って収入を得る人が増えたのではないでしょうか」

とみている。

   なお、調査は2020年9月24~30日に実施。「10代の金銭感覚についての意識調査2020(9月調査)」を11月9日に公開した。

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