「国民の健康より、東京五輪開催?」 Go Toトラベル見直しで右往左往した菅政権のホンネ(2)

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Go Toで自腹を切って飲食、旅行をする気持ちが失われた

鈴木直道北海道知事
鈴木直道北海道知事

   また、飲食・観光の一部の感染安全対策を、疑問視する声も少なくなかった。

「バスツアーで、カラオケ大会をやるような危機管理じゃダメだよ。本当に生き残りたいなら、なぜちんと対策しないの?居酒屋にしても、テーブル数を減らしたり、ビニールカーテン吊って半個室にしたり、サーキュレーターたくさん設置したり。やっていない所がほとんどだよね。なのに、レインボーステッカー貼っている。しっかり対策しているお店にとって、本当に迷惑な話だと思う」
「きちんと対策をして安心できるお店にはGo Toに関係なく行きますよ。元々その料金で満足していたわけだから。問題は感染対策をないがしろにしながら国が助けてくれないと潰れると嘆き節だけの店。どちらにしても早晩潰れるだろうね。客も馬鹿じゃないからね。そのへんはしっかり見ていますよ」

   今回の一時停止措置が感染防止につながるか、疑問視の声が多かった。

「別に、飲食や移動、観光の規制をするわけではない。税金での観光や飲食が出来なくなるだけで、普段に戻るだけです。観光や飲食は自腹で行うのは当たり前だと思います。なぜGOTO止めたからっと言って、それが観光制限みたいに捉えているのかが意味不明」
「なんか、私たちの心に割引の恩恵を得られるのが当たり前になってきている気がする。さもしい人間になってしまった。Go Toやめるのなら観光業に補償もして欲しいって、補償ありきで経営するのは如何なものか? まったく援助のない業界で苦しむ人がたくさんいるのに」
「Go Toなんてさっさとやめてくれたほうが、客層が元に戻って旅行しやすくなります。安かろう、悪かろうは、人間にも当てはまると痛感しました」

(福田和郎)

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