学び直し、それとも資格取得? 人生を謳歌するために定年前にやっておくこと!【ひろ子ママの教訓 その30】

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「仕事に役立つ」資格なら、取得もあり

   定年後の再就職、雇用延長に備えて、資格取得を考える人もいるでしょう。資格はたくさんあります。せっかく取ったのに使えないのはもったいないです。

   再就職、雇用延長が目的であれば、そこに必要な資格でないと意味がありません。どんな資格が求められているか、何級以上が必要とされるのか、シニアが取得した際にも仕事に直結するのかを取得する前に調べておきましょう。国家資格や公的資格取得は信頼性が高まることに繋がりやすいですが、民間資格はあまり役に立たないものもあります。資格取得には、時間とお金がかかりますから、実際に役に立つかどうかをポイントに、検討してみましょう。

   じつは私の父親も現役時代に、その時に仕事に役立つ国家資格を取っていたことで定年後も役立てています。また、60歳を超えている友だちも、ある国家資格を持っていることでアルバイトながら、通常のアルバイトの平均賃金の数倍はもらっているようです。

   前述のように、定年後の給与に不安を抱えている人が74%という数字をお伝えしましたが、さらに定年後に自己研鑽していない人も70%となっていることからも、定年後に不安を感じたとしても、それを解消するために学びを深める流れになっていないこともわかります。(「再雇用制度で働く会社員の意識調査【第2弾】」マイスター60 2020年1月27日付)不安を抱えたまま、長い期間を過ごすことは、充実した人生から、ほど遠いものだと思います。そのため、40代?50代の早いうちから学びの機会を持っておく、学びの習慣をつけておくことが重要です。

   Cさん。まず定年後、どんなふうに働きたいのか、そのために必要な学びは何なのか。ぜひ、考えてみてくださいね。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
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