「GoToイート」に急ブレーキ
一方、気になるのが「GoToイートキャンペーン」です。農林水産省は11月13日、Go To イート」のうち、予約サイトを通じたポイント付与が11日時点で5000万人以上の予約があり、ポイント付与額に換算すると400億円以上になると発表。近いうちに予算上限の616億円に達するため、早ければ今週末にもポイント付きの新たな予約ができなくなる可能性があるといいます。ただし、予約サイトによって終了時期は異なりますが......。
さらに「感染第3波」の影響で、政府は16日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、菅義偉首相が「Go To イート」に人数制限を設ける考えを示しました。
いずれにしても、「GoToイート」の事業に急ブレーキがかかっているということです。このキャンペーンで、特に中小の飲食店にお金が回っていたと思うので、なくなったら倒産件数はますます増えていくのかなと心配しています。
ネットにも、
「実際の倒産はこんな数字では済まない。あくまで氷山の一角だ」
「ラーメンは麺がのびるため、テイクアウトには圧倒的に向いていない。ご飯ものや弁当を始めて工夫している店もあったが、体力のない個人店にはつらい状況だ」
「レストランを経営しています。当面は......。でも、先行き厳しいのは覚悟しています」
こんな声が漏れています。
店内で食事すると、「密」になるのは避けられません。手を洗浄して、熱を測って、換気をよくして......。飲食店も対策を打っていないわけではありませんが、なんとももどかしい状況です。
ではまた!(馬医金満)