「仕事するって楽しい!」専業主婦9年のブランクから復帰した女性のワクワク投稿に共感殺到 (1)

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「浦島太郎状態だけど、仕事するって楽しい!」

   専業主婦9年間のブランクを経て、仕事を再会した女性が「働く喜び」のワクワクドキドキを素直に前面に表した投稿が話題になっている。

   多くの専業主婦、働く女性たちの共感を呼び、「私も復帰して働きたくなった」と励まされる人が多いのだ。専門家に聞いた。

  • 仕事復帰がうれしい!(写真はイメージ)
    仕事復帰がうれしい!(写真はイメージ)
  • 仕事復帰がうれしい!(写真はイメージ)

「やったー、働ける、うれしい、今日も頑張ったー!」

   話題になっているのは、2020年11月15日付の女性向けサイト「ガールズちゃんねる」に載った「専業主婦からの仕事復帰が楽しい!」というタイトルの投稿だ。

「妊娠出産などを経て下の子が幼稚園に入った今年、9年ぶりに仕事を始めました。独身の頃と同じ美容系の技術職。ブランクの間に時代は変わり、技術も材料も変わり、かなり浦島太郎状態です。知識も腕も落ちていて完全ポンコツで、新人のように下っ端からやり直し。10個年下の上司にペコペコ頭を下げて業務を教わる毎日です。ですが、仕事するって楽しい!」

と、喜びを露わにする。そして、

「仕事に復帰するまで、家事育児との両立や職場に通う憂鬱さなどを心配して9年経ってしまいましたが、実際は水を得た魚のように毎日に張り合いがでました。私には専業主婦は向いてなかったようです。やっと本来の自分に戻れたような気がします。先週、初めてのお給料が入ったので、おしゃれなカフェでパフェを食べました。久しぶりのお給料は嬉しかったです」

と結んでいる。

   この投稿には、多く人が共感の声を寄せた。

「私も仕事に戻って半年くらいは、仕事終わった時にふわぁとテンションが上がるというか、ランナーズハイみたいになるのが続いていたよ。やったー、働ける、うれしい、今日も頑張ったー! ってなる。ハイから普通に戻るのが1年後くらい。子どもの突発的な病気とかで、休むか休まないかの必死の綱渡りを続けてちょっとしんどくなる。でも、もうまったく仕事しないのは無理だから続けています」
「わあ!同じです!医療技術系ですが、私も子供が1人でお留守番をできる年齢になったので復職しました。とにかく最初は身体も精神的にもきつかったですが、新人のつもりで頑張っています。専業主婦の時は、ズボラなので家事も完璧にできず、世の専業さんたちを尊敬する自分が情けなく...夫にも世間にも後ろめたい感があり、復職してやっとモヤモヤが晴れました。何事も向き不向きがあると思います」
「私も育休明けた1年くらいは、テンション高めですごく張り切っていた! 気分の高揚から、これまでの勤続の中で一番高い評価を貰えたくらい頑張っちゃった。2年目になると、さすがに慣れと重圧で仕事辞めたいな...なんて思うことも増えた、辞めたらどうせまた働きたいとか思ったりするだろうなと考えて日々を乗り切っている」
「投稿主さんの気持ちわかる。やっぱり向き不向きあるよね。私も春から復帰したけど、働いているほうが楽しいし、ふだん時間が取れない分、休みの日は子供と遊ぶかぁ?ってなる! 平日は朝早く起きて、帰ってバタバタ家事を終わらせて寝かしつけって感じだけど、やっぱり忙しいほうが楽しい!」
「夫の転勤で地方巡りをしていたので丸10年専業主婦。その間にいろいろ資格を取り、今年再就職。パートから始めましたが、社員にならないかと声を掛けてもらい、毎日ワクワクして過ごしています。子どもが2人いますが、夫も家事育児に以前より協力的になってくれ、いいことづくめですね」

「専業主婦が大好きすぎて、引きこもりの一歩手前に」

   専業主婦が好きだったのに、働き始めて考えが変わったという人も多かった。

「私は専業主婦が大好きでしたが、大好きすぎて家にいても苦にならないのがたたって、引きこもり一歩手前までいってしまいました。そこで18年ぶりに働きました。コンビニから始めたら接客業が楽しくなり、以前から憧れていたカフェに転職。楽しかったけど、体力的に長くは無理だなと思って、今は暇な事務員やっています。勤務先からは定年までお願いねって言われているので、それを目標に頑張っています」
「専業でずっと家にいると自分の存在意義がわからなくなる。家にいてご飯作って、掃除して、寝ての繰り返し。子どもたちと過ごすのも楽しいけど、○○君のお母さん...と呼ばれるだけの自分が何か物足りなかった。社会に出て責任をもって仕事することや、○○さんと苗字で呼ばれて、1人の人間として自分を扱ってくれる場所があるのが嬉しい」
「私も専業8年からパートだけど社会復帰しました。2年目になりますが、本当に楽しくてお金も稼げて最高です。専業だった頃は何もしない夫にイライラしつつも働いてもらっている負い目から何も言えなかったけど、週5で働いている今なら言える。子供たちのご飯お願いねって!」

   また、こんなメリットをあげる人もいた。

「仕事していると、優先順位を考えながら最も効率の良い方法で作業していくから、それを家庭に応用できる。結果として家事の効率も上がるのよ。専業の時は、家事が終わって暇を持て余しても小さい子と外に出るのがしんどくて引きこもった。大人と話したい欲求で息が詰まったよ。今は仕事モード、家庭モードの切り替えができるからストレスが溜まらない」

   一方、一部だが「専業主婦のほうがいい」という意見もあった。

「私も退職して、子どもが1歳頃までは孤独でしたが、1歳過ぎると行動範囲も公園などに広がり、ママ友もできました。1歳半になれば、子供とコミュニケーションとるのが楽しくて働かなくてよかったと思います。本当に幸せの時間を過ごしていると思います」
「私は結婚後も働いていたけど、家事の分担がうまくいかなくて夫に怒っていることが多かった。別の事情で仕事を辞めて専業になったけど、今のほうが家事に専念できるから、夫が手伝わなくてもイライラしないし、仲良くなれたよ。よくなったパターン。本当に向き不向きはあると思う」

(福田和郎)

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