「ありがとう」を伝えてみる
・感謝の気持ちを伝えてみよう
「ありがとう」と感謝を伝えることは、ふだんなら当たり前のことですけど、夫婦だから「やらなくていいや」とおろそかにしていたらいけません。親しき仲にも礼儀ありと言いますが、近くにいるからこそ、言葉で伝えることが大切です。
毎日、食卓に並べられるおかず。「おいしい」というひと言がうれしいものです。テレビを見ながら黙々と食べる、現在、そんなふうに夕食を囲っていたら、ひと言感謝の気持ちを伝えてみましょう。ふだん口にしない言葉は恥ずかしいことかもしれませんが、一時の恥ずかしさと後々の悲しさだったら、どちらがいいか。わかりますよね。
その他にも、家の外では当たり前にやっているけれど、家の中では「できていない、やっていないこと」を思い返して、ぜひやってみましょう。
・恥ずかしいけど愛情表現してみよう
時間が経つと、結婚当初のドキドキ感など薄れてしまうのは仕方ありません。長年連れそった夫婦が愛情表現というのも、今さら? という気もするかもしれませんが、愛情表現してみましょう。
言葉で伝えることが恥ずかしかったら、変化に気づくということもオススメです。奥さんが髪型を変えた、新しい洋服を購入した際、Wさん声をかけていますか? ひと言でも褒められたらうれしいものです。
せっかくの変化に反応がない、気づかないということは、相手は自分に興味・関心がないことだと思ってしまいます。小さなすれ違いが大きくならないうちに、言葉にすることは大切です。
これらは男性と女性の、どちらかが悪いということではなく、永遠の課題だと思います。私にとっても永遠の課題です。永遠の課題のまま放っておいても状況はよくならないので、どちらも歩み寄りが必要です。
たまに手を繋いだおじいちゃんとおばあちゃんを見かけることがあります。Wさん、いい歳だからと恥ずかしがらず、たまには外で手を繋いでみてはいかがでしょう。(ひろ子ママ)