完全に投資会社となったソフトバンクの将来
じつは、ソフトバンクは多くのファンドを組成しています。その中で、なじみがあるのが未上場株へ投資する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」ではないしょうか。
ビジョン・ファンド1号は、全体で83銘柄を保有しており、投資額合計7兆8000億円に対して、公正価値は7兆9500億円となっています。
また、ビジョン・ファンド2号は13銘柄を保有し、投資額合計2700億円に対して、公正価値は1兆400億円となっています。
さらに、これら以外にも未上場株への投資を中心とするビジョン・ファンドに対して、ソフトバンクグループ本体で上場株投資を行っており、近年その投資額を増やしています。
ソフトバンクグループのほうでは、現時点でアマゾンやマイクロソフト、フェイスブック、ズーム、セールスフォースなどの各社に合計2兆1000億円を投資しています。
完全に投資会社となったソフトバンクグループが、今後どういった成長を遂げていくのか、注意深く見ていこうと思っています。
では、また来週!(馬医金満)