同系色か対照色か? サブカラーの決め方
このように、
1. 商品の背景を洗い出す
2. 背景に共通するキーワードを見つけ出す
3. キーワードにふさわしい色を選ぶ
4. メインカラーを決める
5. サブカラーを決める
という流れを追って色を決めていきます。
ちなみに、キーワードは出せるけど、キーワードからどんな色を連想したらいいかわからないという声もあると思います。そんな時は、ふさわしくない色を選択肢から外すのもオススメです。たとえば「女性らしい色」であれば、黒や青は入らないのではないでしょうか。
また、アンケートをとってみてもいいでしょう。商品のターゲットに近い方を集めてみましょう。いくつかの色のサンプルを見せて、「どれが女性らしいと思いますか?」と色から受ける印象を聞くアンケートを作成します。
色を決める順番は、メインカラーを決めてから、サブカラーを決めるのがオススメです。サブカラーの決め方は、同系色にするのか対照色にするのかという二つの考え方があります。
同系色にするとブランドカラーの印象が強くなります。対照色にすると活発な印象になります。どちらの印象がブランドとしてふさわしいのか検討しましょう。またデザインするものの見やすさ読みやすさなども大事なので、デザインとのバランスで決める方法もあります。
ふだん何気なく見ているお店の看板やお店のチラシ、アプリの配色など、色は至るところにあふれていますね。ぜひ、街中にある看板やお店のロゴなどから、伝えたいメッセージを読み取る訓練をしてみてください。あなたのビジネスに役立ちこと間違いなしです!(入澤有希子)