2020年11月3日の米大統領選が終わった。そのとき仮想通貨は、どう動いたのか――。ブルームバーグによると、「大統領選の不透明感が影響して、ビットコインが上昇基調になっている」という。明治大学のITは「統領選によって急激にビットコインの価格が落ちる可能性は少なく、逆に上昇材料になる可能性が高い」とみていた。ただ、この上昇基調に、調整が入ることを危惧したようだ。専修大学のゆうも、上昇の波にためらう。
果敢に攻めたのが、職業能力開発総合大学校のさっちん。しっかりプラスを積み上げ、トップを走る慶応義塾大学を追う。その慶大の馬医金満はビットコインを保有したまま、売りのタイミングを計る。
カソツー大学対抗戦もラスト2週間。ますます目が離せなくなってきた。
-
米大統領選が終わり、新たな住人が決まった……
ビットコイン上昇してるのに......（専修大学）
逃げる慶応大、猛追する職業大学校
おはようございます。専修大学のゆうです。だんだん冷え込み冬を感じますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
今週（11月2日週）の総資産は、1万949円で前週と変わりありません。今週、ビットコインの価格が160万円を超えました。価格上昇に、非常に驚いています。そして本当なら、ここで利益を上げたいのですが、利益を上げられずに、なんだか気が滅入ってきます。
上昇要因は、大統領選の影響を大きく受けての推移だと断定的な判断をしています。現在ドル安となっており、この影響はビットコインを相対的に上昇させる要因になりえるか、と思っています。
大統領選はバイデン氏の勝利となりそうです。私の予想は外れましたが、気にしていません。11月9日(月)の日本の株価などの指標を見て、市場がどのようにこの大統領選を見ているのかと、確認したいと思います。
もうすぐラストなので、1回くらいは取引して利益を上げたいです。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
仮想通貨界隈では、ビットコインの上昇で盛り上がっていますが、周りはどうでしょうか？ 筆者が、年初来高値を更新した時に、「ビットコインがここまで上昇したことを知っているかどうか」というアンケートをツイッターで取りました。しかし、投資系のフォロワーが多いはずの私のアカウントでも、3割程度の人はビットコインの上昇を知らなかったようです。つまり、まだまだ買いたいと思っている人は多そうです。
この相場で、チャンスはいくらでもあると思いますので、数時間に1度見て、ここだと思うタイミングがあれば買ってみる、というくらいでも十分かと思いますよ。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
11月6日現在 1万949円
ビットコイン価格の動向が予想外！？（職業能力開発総合大学校）
どうも、さっちんです！
今週（11月2日週）はビットコイン（BTC）を154万円の時に1万円分購入。160万円の時に売却し400円の勝ちになりました。
米大統領選に入ってから、価格がどう動くかまったくわからない状況になっていて、予想が意味をなしていません。8日に、バイデン氏が勝利宣言した時にドルは急降下し、103ドルと新型コロナウイルスが本格的に流行り始めた３月ごろの値段と同等の値段になっています。さらにビットコインも10万円近く値を落とし、逆に日経平均株価は大きく上昇しています。
トランプ氏は投票に不正があったと主張しており、今後さらなる混乱が予想されますが仮想通貨は今後どうなっていくのでしょうか。事実はまだ不明ですが、簡単に不正ができるのか否か今後出てくる証拠で大きく分かれてきそうですね。
６日には、中央銀行総裁クラブの会合でパンデミックの影響とデジタル通貨について議論され、パンデミックが電子商取引や電子決済技術の発展に大きな影響を与えたため、中央銀行が発行するデジタル通貨（CBDC）への関心を強めていくことを結論としました。
また、中国は10月に1.5億円相当のデジタル人民元（DCEP）を一般に配布し、加盟店舗で使用できる大規模な実証実験に成功しており、CBDC開発で他国より一歩リードしています。
それでは、また来週！
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
ドル円の急激な下落にもかかわらず、ビットコインが強い動きをみせたのが印象的でした。米大統領選では、ニューヨーク株式市場のダウ30種平均株価が一番強く、新興株とビットコインが似たような動きをしていました。「デジタルゴールド」と呼ばれているビットコインですが、下落する金（ゴールド）の価格を無視して上昇していることからも、そろそろゴールドとの相関性は考えないで取引方が良さそうです。
なお、ビットコインを大量に購入したマイクロストラテジー社のCEOは、価値保存の手段として、ビットコインはゴールドの100万倍優れていると語っています。
前週からの損益 プラス400円
11月6日現在 1万3900円