「コロナ解雇」7万人突破 ネットで怒りの声!「第3波が来たらどうする」「年明けに失業者急増か」

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「GoToの観光客を運ぶバス運転手がなぜクビに?」

失業者がどんどん増える......(写真はイメージ)
失業者がどんどん増える......(写真はイメージ)

   解雇された人々からは、こんな声が相次いだ。

「観光バス乗務員です。11月中で半数以上が解雇となります。いきなり解雇通知が自宅に届くツラさ。残れる人は乗務が少ないのに、今後はバイト禁止の通告が。完全な雇い止め状態です。残るか辞めるか、どちらがいいのかわからないけど、国のGoTo支援策は、お金持ちの個人のみが旅行できて、団体客をお乗せする私たちにはまったく関係なかった。数年我慢しても、元の仲間との仕事場はなくなるのだなあと、ものすごい失望感です。オリンピックで盛り上がっていたであろう2020年は最悪な年になってしまいました。残念です」
「小さな倉庫のバイトだった。2月のある日言われた。『3月に入ってくる商品が中国からこない。仕事は来週でなくなる』。仲間たちと『元気でなー』『またどこかで会えると良いなー』と手を振って終わり。次の週、引っ越し屋でバイトを始めたが、引っ越す人がいないから2日働いてクビに。そして緊急事態宣言。未だ働けていない」
「私もつい先日、飲食店を廃業しました。飲食店のコロナ対策? そんなには簡単にできないですよ。個人店には限界もあります。運転資金が底をつき、人様に迷惑をかける前に廃業としました。これからどうすれば? 先が見えないです」
「人工透析を受けている障害者です。この春にコロナでの自宅待機を言われ、そのまま退職を勧められ、退職しました。年齢は61歳、再就職は不可能です。障害年金は訳あって受給できません。貯金はなく借金が若干あります。失業保険がなくなればどうするか毎日悩んでいます。国会議員の皆さん、学術会議も大事でしょうが、学術会議の皆さんは立派な大学に務めて収入に困らない。個人個人の救済をもう少し考えてほしいものです」
「製造業です。医療用ロボットのハーネスの製造ラインは在庫調整で受注減。コロナの影響で手術の延期もあるみたいで、影響が出てきています。7、8、9月...そして今月(11月)も休業申請を出して稼働日減です。来月(12月)も申請を出しているのでどうなるか...。12月まではいちおう100%給料を貰えるが、年明けが怖い」

   自ら辞めていった人も少なくない。

「病院勤務のナースですが、コロナで仕事が3倍に増えたのに、給料が変わらないし他のスタッフも辞めて、負担大で眠れなくなりました。地域医療がどうなるかわからないけど、わたしも辞めます。人のために防護服着て頑張ってきたけど、もう限界」

   そして、こんな注意を呼び掛ける人がいた。

「いろいろあって自主退職しました。なんとか再就職できましたが、再就職活動中、ハローワークだけでも日に日に失業者が増えているのがわかります。座る椅子の奪い合い状態です。それを狙って変な業者がハローワークの入口で『仕事直ぐ紹介します』と営業していました。皆さん気を付けて下さい」

   最後にこんな声を紹介したい。

「介護を職にして20年。3K扱いは変わらないけど、食いっぱぐれがなく、コロナ給付金もいただいて、毎月の処遇改善手当てもいただいています。平常時なら、世間から見たら底辺の仕事だけど、今年ほど今の仕事をしていてよかったと思うことはない。航空会社のように偉くないけど、とりあえず正社員で働けて、賞与も出て、年収もソコソコ。まさにこれ、捨てる神あれば拾う神あり。ありがたい」

(福田和郎)

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