電子決済大手のペイパルも参入
10月21日には、電子決済大手であるペイパル(PayPal)が仮想通貨事業に参入することが報じられました。
同社のサービスを利用しているアクティブアカウントは、全世界で3億4600万件もあります。すでに米国のアカウントでは仮想通貨の取引や決済が可能となっており、年明けにはすべてのアカウントが利用可能となるようです。
日本ではあまり馴染みのないペイパルですが、2019年の調査によると、モバイル決済分野では、ペイパルが世界で最も利用されていることがわかっています=下グラフ参照。
参考リンク:「PayPal Pte. Ltd. 海外販売に役立てよう! 越境ECにおける海外モバイルコマース事情」
そして、同社は仮想通貨業界で知名度の高い企業との提携や買収を検討していると報じられており、その期待感からビットコインの上昇に弾みがついたというわけです。
これまで、仮想通貨業界は個人投資家がメインプレイヤーでした。それが、着実に機関投資家などの大口が参入してきています。ツイッターを見ていると、2017年末に流行った「寝ているだけでお金が増える」というつぶやきが、毎日のように散見されます。
もしかしたら、2017年11月のような爆発的な仮想通貨ブームの夜明けが到来しているのかもしれません。(ひろぴー)