やってみなくちゃわからない! 「長期」にならなかった? インターンシップの経験(叶多凛)

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正直、やってみなくちゃわからない!

   簡単に数えられるほど短い日数だったけれど、実際に会社に出社して、先輩社員と同じオフィスで働いたからこそわかったことはたくさんあった。会社の雰囲気、働き方、コミュニケーションの取り方、学生と社会人の違い......。

   数えればキリがないし、そのどれもが就活していた時点ではわからないこと、実際に会社の内部に自分が飛び込まなければわからなかったことだった。

   語弊を恐れずに言うと、いい意味でも悪い意味でも、会社が就活生に見せているのはその会社の一部分にすぎない。実際に自分が中に入り、肌で感じてみないとわからない部分なんて山のようにあると思うのだ。

   入社してから「やっぱりなんか違った......」「ミスマッチだった......」となってしまうのはツラいし、ダメージも大きい。そんな思いをする人が少しでも少なくなるように。長期インターンシップのように、就活生と会社との「相性」を、より実践的に確かめられる場が、もっと増えると良いんじゃないかなと思う。

   わたしみたいに、学業との両立ができない!とか向き不向きは間違いなくあるので、難しいところもあるけれど......。ベストは、卒業後に就活の一環としてインターンシップの期間を1年くらい設けるとか。今、インターンシップ期間なので、いろんな会社でちょこっとずつ働いて、自分に合うとこ探してます! 的な......。

   そういうのがもっと一般的になれば、ミスマッチとかは間違いなく減ると思うし、いいと思うんだけどなぁ。(叶多凛)

鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
現在、東京都内の難関私立大に通っている3年生。現役就活生として、今まさに就職活動中の立場だからこそわかる、最近の就活の実態をつまびらかにしていきたい。
自分と同じ、来春(2021年)卒の学生には共感の場を、これから就活を控える2022、23年卒の学生には、就職活動にはびこる企業の体裁と内情の乖離を、正確に把握するための機会になれば、と思う。
そして、意中の企業に就職して、すでにキャリアを積んでいるであろうビジネスパーソンさんには、さまざまな企業の採用戦略をエンターテインメントとして読んでいただければ、うれしい。
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叶多 凛(かなた・りん)
現在、東京都心から少し離れた自然あふれる私立大学に、のびのびと通う4年生。「学部4年生×就活生」というのはいささか不思議に思われるかもしれないけど、そうワケありである。
現役就活生として、シューカツのあれこれを率直に書いていきたい。就活に励んでいる「同士」には、「あるある」と思わず膝を打つような、まだまだ就活なんて!という学生には、シューカツの一端を覗いてもらえるような。そんな内容にできればといいな、と思う。
テーマは「就活も楽しむ!」。いろいろな企業に赴き、さまざまなビジネスの話を聞くことができるのは、就活生だけの「特権だ!」と思っている。そんなふうに就活できたら、イヤな面接官も撃退できるかも。なんて考えている。
得意なのは、英語。今夏の東京五輪・パラリンピックでは、世界中から訪れる報道陣の手助けをするインターンシップにも登録。こちらも、ガンバル!
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