正直、やってみなくちゃわからない!
簡単に数えられるほど短い日数だったけれど、実際に会社に出社して、先輩社員と同じオフィスで働いたからこそわかったことはたくさんあった。会社の雰囲気、働き方、コミュニケーションの取り方、学生と社会人の違い......。
数えればキリがないし、そのどれもが就活していた時点ではわからないこと、実際に会社の内部に自分が飛び込まなければわからなかったことだった。
語弊を恐れずに言うと、いい意味でも悪い意味でも、会社が就活生に見せているのはその会社の一部分にすぎない。実際に自分が中に入り、肌で感じてみないとわからない部分なんて山のようにあると思うのだ。
入社してから「やっぱりなんか違った......」「ミスマッチだった......」となってしまうのはツラいし、ダメージも大きい。そんな思いをする人が少しでも少なくなるように。長期インターンシップのように、就活生と会社との「相性」を、より実践的に確かめられる場が、もっと増えると良いんじゃないかなと思う。
わたしみたいに、学業との両立ができない!とか向き不向きは間違いなくあるので、難しいところもあるけれど......。ベストは、卒業後に就活の一環としてインターンシップの期間を1年くらい設けるとか。今、インターンシップ期間なので、いろんな会社でちょこっとずつ働いて、自分に合うとこ探してます! 的な......。
そういうのがもっと一般的になれば、ミスマッチとかは間違いなく減ると思うし、いいと思うんだけどなぁ。(叶多凛)