今週(2020年10月26日週)のビットコインは高値安定。トップを走る慶応義塾大学の馬医金満は、イーサリアムやリップルなどの大荒れで「買わないで良かったなぁ」と、ひと安心。追う明治大学のITは、「現在の上がりすぎた価格帯から少し値を下げる可能性があるので、購入するにはリスクがある」と判断。様子見の姿勢。専修大学のゆうも、「ビットコインは少し割高」と警戒する。
職業能力開発総合大学校のさっちんは、「ドルの上昇でビットコインは一時的に下落する」と予想。ただ、各大学はそれもこれも、米大統領選の勝者次第で「大きく変わってくるでしょう」との見方で一致しているところだ。
ちなみに、10月31日でビットコイン論文の発表から、12年が経った。
米大統領選はトランプ勝利か?(専修大学)
おはようございます。専修大学のゆうです。今週の総資産は変わらず1万949円となっています。
きょう、2020年11月1日にビットコイン(BTC)の価格は1BTC=145万円ほどとなっており、大変大きな価格となっています。10月30日に134万円で指値の注文をしていましたが、下がらずにそのまま価格が上昇してしまったため、売買ができませんでした。
注文が通らなかったことは少し残念ですが、ただこの値上がり価格は短期的には少し割高だと感じます。
値上がり要因としてぱっと浮かぶのは、
(1)アメリカ大統領選挙
(2)欧州で再びロックダウン
(3)金(ゴールド)価格の上昇とそれの相関
の3つが考えられますが、金の価格はむしろ低下しているので(1)(2)要因が考えられ、もしくはその他が考えられます。
米国大統領選挙での結果、共和党から民主党へ変化すると金融市場に大きな影響があるので予測をして行動しようかなと考えています。個人的には、なんだかんだで、またトランプ氏が勝利するような気がしています。
それを想定して、来週は市場動向を見ていきたいと思います。
一方、欧州で再びロックダウンしています。さまざまな面からみても、やはり心配です。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
10月30日に買いを入れたことはとても良かったのですが、刺さらずに残念な結果となりました。さて、なぜビットコインが上昇しているのでしょうか――。
(1)米大統領選に向けてのポジション調整は大いに考えられましたが、10月31日に年初来高値を更新したことにより怪しくなりました。
(2)欧州でのロックダウンで株価は下がりました株価と相関性のあるビットコインも下落しましたが、限定的でした。
(3)ゴールドとの相関性は、直近の相場では見られなくなってきたので、無視して良いでしょう。
となると、別の要因が考えられます。短期売買の場合、材料がわからなくても流れに乗ることが大事です。なぜから、同じように相場の状況がわかっておらず、変えていない人が多く、高値を更新してくると彼らが飛びついて買ってくるという現象が起きるからです。
筆者は、このビットコインの上昇は、機関投資家による仮想通貨への本格参入と、法律やインフラの整備ができ上がりつつあるというのがメインシナリオだと考えています。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月30日現在 1万949円