アルトコイン「買わなくてよかった」(慶応義塾大学)
みなさん、こんにちは。馬医金満です。
今週のビットコイン(BTC)価格は140万円前後を推移しています。他の市場が大荒れのなか、一時はビットコイン市場も急落したものの、依然として堅調さを示しました。イーサリアムやリップルなどのアルトコインは大荒れで買わないで良かったなぁ、と安心しています。
今週の大きなニュースとしては、シンガポールおよび東南アジアの最大手銀行の「DBS銀行」が、独自の仮想通貨取引所をローンチしたことです。DBS銀行はシンガポールの最大手商業銀行で、2019年度で5800億ドルに及ぶ資産を管理しています。
金融誌ユーロマネーで「World's best digital bank」の称号を得るなど、世界一のデジタルバンクとして知られています。
新たにローンチする取引所は、「DBSデジタル取引所」と名付けられ、シンガポールドル、香港ドル、日本円、米ドル建てで、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップルの4銘柄と取引することができるようになります。仮想通貨に関連する規制が先進的なシンガポールで、主に機関投資家を中心に展開する狙いがあるといいます。
さて、今週は特に取引を行っていません。ビットコインが前週よりも、ちょっと上がってきたので、その分98円ほどプラスになっています。
ただ、そろそろビットコインの動きも重くなってきた感じがするので、来週の記事までには売却しようと思っています。
では、また来週!
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
機関投資家による仮想通貨への資金流入が続いており、10月22日にはCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物の未決済建玉が約830億円を超えました。これはデリバティブ取引最大手であるOKExに次ぐ2番目の規模です。機関投資家の投資スタンスは、基本的に長期投資になる場合が多く、参入が多ければ多いほど相場が良い時にはビットコインがロックされて需給が好転します。グレイスケールやマイクロストラテジー社などの保有するビットコインだけで、流通量の3%程度であることから、これから機関投資家の参入が進むとビットコインの希少性は一段と高まるように思います。
前週からの損益 プラス98円
10月30日現在 1万5944円
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