厳しい品質基準をクリア 日本には1993年に「上陸」
ネイチャーメイドが、日本に「上陸」したのは1993年。当時は高価格な医薬品ビタミンが主流だったが、「初めて生活者が手軽に摂れる価格帯の高品質ビタミンとして発売しました。米国の製品をそのまま持ってくるのではなく、当社と大塚製薬によって、栄養素の処方や日本人の栄養所要量に合わせて設計している点も、発売当初から現在まで受け継がれています」と、米ファーマバイト社のデニソン氏は話す。
デニソン氏によると、
「ネイチャーメイドは、薬剤師であった創設者の祖母や一般の患者の方々が栄養バランスがとれていないことを見て、生命活動に必要なビタミンやミネラルという基礎栄養素に焦点を当てることで、人々の健康を改善することを目指しました」
という。
発売してから約50年に至る今日でも、米国のcGMPといわれる厳しい品質基準をクリアした工場で製造し、さらに「ファーマバイトGMP」という独自の基準も設けて全工程での点検や検査、完成品の最終段階での検品を徹底。「サイエンスに裏打ちされた高品質のサプリメントを提供することで、生活者、医療専門家、小売業者の信頼を得ています」と胸を張る。