ホームセンターを展開する株式会社カインズ(埼玉県本庄市)は、お客を案内するためのロボットを、2020年11月3日に新規オープンする朝霞店(埼玉県朝霞市)で試験導入する。
DIY関連用品売り場やガーデニングコーナーで稼働させ、様子を見てその後の展開を検討する予定。
ロボットは上部にタッチパネルが設置されており、カテゴリー検索から探している商品を選ぶと、その商品が並んでいる棚の前または、そのカテゴリーの通路前までロボットが案内する。ロボットが先導して案内することで、お客にとっては、商品が見つからないイライラが解消するだけではなく、買い物がより楽しくなる購買体験価値の向上にもつながることが期待できるという。
カインズでは中期経営計画「PROJECT KINDNESS」を策定した2019年からデジタル戦略を進めており、100億から150億円の投資を表明。2019年12月にはオンラインから商品を注文し店頭のロッカーで受け取るシステムを導入、2020年2月には商品の売り場や在庫が検索できるスマートフォンアプリの提供を始めた。