「料金プランの1つを出しただけ。目くらましはやめて」
「まったく引き下げになっていない。全体を下げろと言っているのに特定の容量を使う人向けに新たなプランを作っただけ。ユーザーが求めているのは、わかりやすく現行プランのまま、金額が下がることです。簡単なことですから、目くらましはやめてください」
「20ギガという、使う人が少ない所での値引きプランを作って『値下げしました!』を連呼。ほとんどのユーザーには値下げにならない。なぜ加藤官房長官が歓迎のコメントを出すのか、不思議。完全に舐められた形の菅首相が、これからどんな対処をするかに注目」
政府と携帯大手の「デキレース」ではないかという指摘も多かった。
「アクションプランの要請と、翌日の新料金プラン発表のタイミング。以前から準備していたのが丸分かり。数ある中の1プランしか安くしていないし、意味がない。相変わらずの安くなった風作戦です。各社とも特色もなく、このままこの話題はフェードアウトするのでは。政府は値下げの実績を作った。携帯大手は要請に応じましたって体裁は取り繕えて、落とし所として完璧」
「加藤官房長官殿!これはサブブランドのみでの新料金プランですよ! 多くの方々が所持しているのは3大キャリアの看板ブランドだという事を承知か?これで一件落着では納得できません」
具体的に自分のスマホの内容を明らかにして抗議する人が多かった。
「利用者の7割は10ギガ以下です。10GBで1980円なら理解できますが。私はほとんど家のWiFi使用なので、月3GBで済んでいますから980円にして欲しい」
「スマホでバリバリYouTubeを見ていますがWiFiと月5~6GBあれば事足ります。20GBもいらないですよ。10GB月2000円のプランが市場のニーズではないでしょうか?」
「自分もMVNOユーザーですが、凄い安いプランが出るならまたキャリアに戻ろうかとも考えていましたが、これならMVNOでいいです」
そして、みんな結局、残るドコモに期待するのだった。
「もしこれでドコモが、KDDIやソフトバンクの『サブブランドを安くしました』的なお茶濁(にご)しじゃなく、純粋なドコモブランドの使用料金を安くしてくれたら、ドコモに乗り換えたくなるのだが...。過度な期待は危険かもだけど、ドコモさん頼んますよ」
(福田和郎)