「これほど世間感覚と離れた人が財務相なのは日本の不幸だ」
ネット上でも、こんな怒りの声があふれている。まず、麻生氏の政治家としての資質を問う声が多かった。
「なんで政界にいるのかなって、不思議に思うくらい政治家に向いていない。なんで福岡の選挙区の人はこの人を選ぶのかと、怒りさえ覚える。お坊ちゃまは引退して、実業家でもやっていてください」
「『お金に困っている方は少ない』『貯金は減ると思ったらとんでもない。その分だけ貯金は増えた』――。こんなふうに、世間の感覚と大幅に乖離している人間が財務相なのだから、この国の国民が幸せになるはずがない。麻生氏が総理時代に『カップラーメン、あれ1個300円?400円だっけか?』と記者会見で答えたのを覚えている。しかし、彼を財務相に任命したのは菅総理であることは忘れてはならない」
「10万円を消費しようが貯蓄しようが、大きなお世話! 財務大臣のポケットマネーを頂戴したわけでもないし、何でそこまで言われなきゃいけないのか。そもそも全国民に給付すると決めたのは自公による与党でしょ。それを今さらグダグダと男らしくないよ。そんなに税金渡すのが口惜しいか。本当に腹が立つ!」
「次を出したくないから、こう発言して世の中を『あの10万円は無駄だった...』的な空気に持っていきたいのかな...? と感じた。その分だけ貯蓄が増えた... はないでしょ? だって使った人も絶対いるわけだから。麻生氏に庶民の苦労や気持ちがわかるわけがない。国のお金をご自身のもの、財務省のものだと思っているのかしら。個人的には、とにかく辞めて欲しい」
10万円で助かった人も多いはずだ、という指摘の声が多かった。
「コロナで倒産した人や自殺した人、これからもあると思う。確かに全員を救済するのは無理だけど、給付金で助かった人もいるはず。それなのにこの人は、銀座のすし屋で何万円、赤坂のうなぎ屋やで何万円と、ありえないお金の使い方をするのに、給付金の話になるとケチくさいことを言うのはなぜ?」
「貯蓄に回した人もいるだろう。しかしコロナで仕事を失っても10万円で助かった人だっていることを忘れていないか?生活費や税金の支払いで、速攻でふっ飛んだ人だって多いでしょう。本当に10万円の使い方は人それぞれだったと思う。あのお金がなかったら...という人が多かったはずだ。その人々に対する想いはないのか。麻生さんってここまで冷たい人だとはなあ。財務省の言いなりにしかなれないならもはや不要です」