ちょっと意外? 中食や惣菜市場、デリバリーで好調なはずでは......【馬医金満のマネー通信】

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

食料品スーパーは微増、駅近マイナス......

   一方で、在宅率の高まりから生まれた内職需要の増加による食料品や衣料品、住関連を揃えた総合スーパーのほか、食料品専門スーパーを対象とする量販店は、2020年は2兆2300億円で、0.7%ですが増加していることが予想されています。

   このほかのチャネルでは、ドラッグストアは中食・惣菜の取り扱いが少ないものの、ワンストップショッピングという点で日用品やグロサリー(レトルト食品や乾物、缶詰、菓子など)の購入とともに、中食・惣菜を「ついで買い」できるという利便性から、前年比8.6%増の126億円に、駅ナカ・駅ビルは新型コロナウイルス感染症の流行で鉄道の利用者数が減少に転じ、特にこれまで増加していた新幹線の利用者が、緊急事態宣言が発出されて減少したために大幅に落ち込み、前年比21.9%減の2638億円が見込まれています。

   考えてみると、当たり前ではありますが、食品市場自体はゼロサムでほとんど変化しておらず、その中での個別の業態で違いが起こっているというのはおもしろい発見でした。

   今後の新型コロナウイルスの感染拡大の動向によって、その市場規模もまた変わってくるかなと思っているので、引き続き動向に注目したいと思います。

   では、また!(馬医金満)

姉妹サイト