神保町を拠点に世界とつながる浮世絵の専門店(Vol.18 原書房)

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浮世絵から見る、鮮やかな当時の生活

   浮世絵には文化、庶民の生活、風景、あらゆるものが描かれている。思わぬ角度から注文を受けることも少なくはない。

「たとえば食品や、化粧品などが描かれたものをピンポイントで探されているお客様もいらっしゃいます。資料として展示に使われたり、研究のためであったり、さまざまですね」

   最近では、若いお客様も多いそうだ。

原書房では数千円からの手に取りやすい価格帯の商品も取り揃えてある。
原書房では数千円からの手に取りやすい価格帯の商品も取り揃えてある。
「本の街神保町にも、浮世絵を扱う店が増えてきている。浮世絵は美術品としても、当時の暮らしを知るヒントとしても価値があるものだと思います。少しでも興味があるものがあれば、それを手がかりにぜひ気に入る浮世絵を探してみてください」

   原さんは、そう話す。

なかざわ とも
なかざわ とも
イラストレーター
2016年3月学習院大学文学部卒。セツモードセミナーを経て桑沢デザイン研究所に入学、18年3月卒業。趣味は、宝塚歌劇団、落語、深夜ラジオ、旅行。学生時代より神保町に惹かれ、現在フリーペーパー「おさんぽ神保町」の表紙や本文のイラストを手掛けている。1994年、東京都生まれ。
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