続々と「非接触化」ファーストキッチンは注文から支払いまで 無人ホテルも登場【コロナに勝つ!ニッポンの会社】

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ホテル無人化、自宅にはシェルターの設置ニーズも...

J-STAY Beppu 藍の外観と内部
J-STAY Beppu 藍の外観と内部

   コロナ対策の非接触化は、宿泊施設でも進められている。チェックイン、チェックアウトの自動化、セルフ化はコロナ以前からもあったが、大分県別府市でこのほどオープンしたのは「無人ホテル」だ。

   アパートの企画・販売や賃貸管理の株式会社アイケンジャパン(福岡市)が企画・施工した「J-STAY Beppu 藍(indigo)」が10月14日、オープンした。

   アパートの企画・施工のノウハウを活用して建設された2階建て4部屋を備えた宿泊施設。10~6人の家族、グループ旅行をターゲットに、キッチンや洗濯機なども用意し、長期滞在も想定されている。

   チェックイン・アウトなどの手続きはタブレット端末を使用。アルコール消毒の実施、検温機器が設置されている。

コロナ禍で問い合わせ急増しているという核シェルター
コロナ禍で問い合わせ急増しているという核シェルター

   「非接触」に対する意識の高まりは、飲食店選びや旅行でのチェック項目になっているばかりではなさそう。輸入住宅の建設を行うアンカーハウジング株式会社(神奈川県川崎市)によると、同社が3年前から販売している「住宅用防災シェルター」について、コロナ禍の影響で問い合わせ件数が前年の3倍に急増したと、10月14日に発表した。

   住宅用防災シェルターは鋼鉄製の、いわゆる核シェルター。米国製で高さ4.4メートル、横2.4メートルと、内部は4畳半の広さで、価格は設置費を含めて約1500万円(税別)。

   アンカーハウジングによると、世界の普及率はスイス、イスラエルで100%、ノルウェー98%、アメリカ82%などだが、日本では0.02%という。同社のこれまでの販売実績は9件で関心が高いとはいえないものだったが、コロナの影響で危機意識が高まったようで、問い合わせ件数は、この件の発表時点で120件と前年の3倍に達した。

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