長期的なリターンを生む企業とは?
8月までに海外株式に資金が流入したのは、米国のハイテク株を中心とした株価上昇の勢いが背景にあると考えられます。でも、「上がっているから買う」と飛びつくのは、あまりに早計。海外株式に投資をする際は、以下のような視点を持つことが大切だと考えます。
振り返ってみると、私たちの暮らしは革新的な製品やサービスによって便利に快適に進化してきました。投資という観点でも、世界を一変させるようなイノベーションを起こしてきた企業への投資は、長期で見ると大きなリターンを生み出してきました。
これから世界を変える可能性を秘めた企業として、多くの方は海外の企業を思い浮かべるのではないでしょうか。
とはいえ、海外企業の株式に直接投資するというのは、以前に比べるとハードルが下がったものの、決して容易なことではないようです。投資信託という仕組みを活用すれば、大きなストレスなく海外株式に投資をすることができます。
あまり注目はされていないようですが、投資信託「ならでは」のメリットのひとつです。つまり、投資信託「ならでは」の仕組みを有効に活用し、世界を変える可能性を秘めた企業群に、長期で投資をしていくという視点を持つことは有効と言えそうです。
もちろん、常に上がり続けることはありませんし、時に大きく下げる局面もあるはず。しかしそれに一喜一憂することなく、「どっしり構えよう」です。さまざまなニュースを受け日々マーケットは変動するけれど、世の中を大きく変える可能性がある企業群に、投資信託という仕組みを活用して、長い目で投資を続けるというのが、「結果賢い」作戦のようです。
投資する企業群が創る将来を信じ、のんびりと投資をすることをオススメします。(日興アセットマネジメント マーケティング部 乙部洋輔)