オンライン診療・教育を有望視 投資の魅力いっぱい「エムスリー」を買った(明治大学)【企業分析バトル 第5戦】

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25万人の医師が利用する情報メディア

   次に、エムスリーの事業内容を見ていく。この会社はさまざまな事業を展開しているが、主力は「m3.com」という医療従事者向けポータルサイトの運営である。

エムスリーのホームページ( https://www.m3.com/より)
エムスリーのホームページ( https://www.m3.com/より)

   これは医師に特化した情報提供メディアで、全国の29万人の医師のうち25万人が利用している。この事業はコロナ禍にあって、製薬会社のオンライン営業化に伴い急速に拡大した。さらに菅政権が誕生すると、政権が掲げている推進策の一つである「オンライン診療・教育」に関する注目銘柄としてエムスリーが挙げられ、投資家の注目を集めるきっかけとなった。

   さらに、治験事業も行っており7月に子会社がアメリカで初のワクチン治験被験者の登録施設に選定され、アリババクラウドのAI(人工知能)を活用した新型コロナウイルス用のCT画像診断ソフトが医療機器の承認を受けるなど、まさにコロナ需要をうまく利用した事業拡大を進めている。正直、もう少し早くこの会社の可能性に気づきたかった。

   エムスリー株を、9月14日に6010円で100株購入した。

エムスリー(4308)
年初来高値(2020年10月12日)      7020円
年初来安値(2020年3 月13日)       2319円
株式取得時の株価(2020年9月14日)      6010円
取得株数                100株

【株式取引ルール】
月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
1年間のトータルで損益を競います。
プロフィール
明治大学 ベビタッピ
経営学部2年。投資歴はFX、CFD(差金決済取引)を約6か月。中小企業診断士を目指して猛勉強中。趣味はテニスで、定期的にやらないと居ても立っても居られなくなる。しかし、実力は伴っていない。
Twitter:@takumi1714206
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