50代に向けて、あきらめることも必要なのかな?【ひろ子ママの教訓 その24】

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とは言え、やっぱりあきらめが肝心?

   また、生きているといろんな方と接する機会があると思いますが、やったことがない人の批判は聞かなくてもいいと思います。今回のTさんは、まわりの「辞めとけ」という声に惑わされることがなく、やり切ることができましたが、おもしろいことに転職した今でもご縁が続いているのは「受かるから頑張れ」と声をかけてくれた方だけだそうです。やっぱり同じ熱量がある人同士が集まるものですね。

   成功と失敗は紙一重なので、本当にあきらめる判断をするのって難しいと思います。たとえば、海外留学をしようと思っていたけれどコロナ禍で、海外に行けないとなると、今は一たん、あきらめるしかないと思います。時期を改めるとしても、今、できないことに執着していても可能性が高まることはありません。「できないこと」「自分で変えられないこと」に対しては、執着を捨てること、あきらめる勇気が必要だと言えそうです。

   50代に近づくと、判断を迫られることが増えると思います。何かをあきらめた先に新しいことがある。冒頭にあったOさんの上司の言葉は、今までの会社の中でのこれまでの役割を手放し、競争から離れ、そんな時に感じた寂しさを感じながらも、新しい役割を受け入れた時の言葉かもしれませんね。

   Oさんも自分の人生をあきらめないために、「本当にやりたいこと」を選択する時かもしれませんね。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
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