公務復帰のトランプ 米大統領に逆風? 目が離せないバイデン氏との舌戦【株と為替 今週のねらい目】(10月12日~16日)

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   新型コロナウイルスの感染を、2020年10月2日にツイッターで明かして入院したトランプ米大統領が、5日に退院。早々に公務に復帰して、来月の米大統領選に向けて再び動きはじめた。そんなトランプ大統領の選挙戦をめぐり、米国では物議が。最新の世論調査では、民主党のバイデン前副大統領がリードを広げており、バイデン勝利の思惑が広がりやすい。トランプ氏、バイデン氏の政策や発言には目が離せない。

   引き続き、コロナ禍の追加経済対策には注目。株価や為替の動きを左右しそうだ。

   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 次の主は…… トランプVSバイデン、発言に注目!
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東京株式市場 米追加経済対策の進展で好感

日経平均株価予想レンジ:2万3300円~2万4300円

   2020年10月9日(金)終値 2万3619円69銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、2万4000円回復を目指す展開か。

   前週の日経平均株価は、4週間ぶりに上昇した。新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領が短期間で退院したことや好感されたことや、米国の追加経済対策の進展が材料視された。

   今週の日経平均株価は、2万4000円の回復を目指す展開となりそうだ。ただ、2万4000円に近づけば、利益確定売りが入ると見られ、簡単に上抜けるのも難しいだろう。

   相場の材料は米国の大統領選挙に関連したトランプ、バイデン両候補の政策や発言。ただ、どちらの候補が大統領となっても、追加経済対策が実施される方向にあるため、米経済回復への期待感が相場の下支えとなっている。

   一方、一時1ドル=106円台のドル高・円安となった為替相場が再び1ドル=105円台の円高に振れていることには注意が必要だろう。

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