米マクドナルド株は魅力的
しかし、MCD.Nは世界中の各国のマクドナル法人の株式を保有しているため、世界中のマックでリスクを分散させており、世界経済全体の成長と人口増加の恩恵を受けることができます。これに加え、各国法人の株を所有することから、各国の利益を享受しつつ時勢に応じ株所有比率を変化させることで、柔軟に困難に対応することができます。
最近でも、MCD.Nが適切な時期であるとして、日本マクドナルドHDの持ち株を段階的に減らす方針を発表しました。このように持ち株を操作することで、利益が見込める地域に資本を集中投下して柔軟に利益の最大化を図れます。
一方で、株式を所有されている各国の法人は、MCD.Nの方針転換により大きな影響を受けてしまう脆弱性を有しています。
こうしたころから、今回は日本マクドナルドHDの買い入れを見送りますが、マクドナルド・コーポレーションMCD.Nはとても魅力的です。為替リスクを受けることにはなりますが、市場が好ましいときに買い入れたいと考えます。
日本マクドナルドホールディングス(2702)
年初来高値(2020年6月15日) 6270円
年初来安値(2020年3月13日) 4290円
直近の株価(2020年9月30日) 5120円
取得株数 な し
【株式取引ルール】
月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
1年間のトータルで損益を競います。
プロフィール
早稲田大学 AM
基幹理工学部3年。資本主義では資本家が頂点にいることを察し、またインフレリスクを回避するため、消極的に株式投資をはじめる。趣味は読書、料理とバイト代で株を買うこと。資本主義における株式の力を強く信じており、その力に魅了されている。好きな言葉は「Be Fearful When Others Are Greedy and Be Greedy When Others Are Fearful.」。東京都出身。