注目のフードテック 市場規模は700兆円超にも
最後に「フードテック」について、見ていきたい。フードテック(FoodTech)は、食と最新テクノロジーを融合させて、新たな食の可能性を探るための技術のことを指す。フードテックを駆使して新たな食品や調理法を開発することにより、食糧不足や食の安全、人材不足などといった問題の解決につながるのではないかと近年関心を集めている。
シグマクシスによると、食・料理の市場規模は全世界で700兆円超になるといわれており、大きな可能性を秘めている市場だといえる。
このような市場において同社は、食・料理領域における新規事業の創造や立ち上げ支援を行っているほか、2017年より「食&料理×テクノロジー」をテーマとして「Smart Kitchen Summit(スマートキッチンサミット)」を開催している。さらに、フードテックに関する政府主導の勉強会であり、今年4月から定期的に開催されている「農林水産省フードテック研究会」には、コアメンバーとして参画している。
以上の2点から、シグマクシスの将来性に期待して「買い」と判断する。したがって、9月24日、終値と同じ1681円で100株を購入した。
シグマクシス(6088)
年初来高値(2020年1月17日) 2365円
年初来安値(2020年3月19日) 1024円
株式取得時の株価(2020年9月24日) 1681円
取得株数 100株
【株式取引ルール】
月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
1年間のトータルで損益を競います。
プロフィール
一橋大学 オレオ
法学部2年。投資サークルに所属しており、試行錯誤をしながら企業分析を勉強中。株式投資は未経験だが、この企業分析バトルを機に少しずつ始めたいと考えている。趣味は音楽鑑賞やピアノを弾くこと。群馬県出身。「シューカツに使える企業分析バトル カブ大学対抗戦 Season2」を通じて、財務分析と意思決定の精度を少しでも向上させることができるように、頑張ります。