「〜べき」という考えを捨ててみては?
「キレる中年」や「ぶつかりおじさん」。フレーズだけでは、悪いのは男性だと断定的になってしまいますが、原因はそれだけではないと思います。
・男性が女性におごるべきだ
・男性は弱みや悩みを打ち明けるべきではない
・家事は女性がやるべきだ
・男性は家庭のためにしっかり稼ぐべきだ
終身雇用、年功序列、男性社会と昭和の時代ではこんなことが一般的でしたが、昭和、平成、令和と時代は変わって来ています。このように時代は変わりつつも、一部では依然として「男らしさ」が求められ、男性は追い詰められているような状態です。
「キレる中年」や「ぶつかりおじさん」は、ガマンにガマンが溜まって、爆発した状態だと言えそうです(そうでない方も紛れていると思いますが)。
現在はいろんな時代の価値観が混ざっているため、どれが正解という答えがない状態です。「〜べき」と考えるのではなく、
「こんな考え方もあるんだ」
「そういう捉え方もあるのね」
と一たん、受け入れてみましょう。ガマンの原因はこのような価値観の違いを押し付けてしまうことにある場合もあります。