「GoToトラベル」が「GoToトラブル」続きに!地域共通クーポンが使えず、運転免許合宿はOKってあり?(2)

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クーポン券がどこで使えるか、ホテルも知らないとは!

地域共通クーポン券の見本(観光庁「GoToトラベル」事務局の公式サイトより)
地域共通クーポン券の見本(観光庁「GoToトラベル」事務局の公式サイトより)

   一方、クーポンをめぐっては、ホテル内の飲食店の一部が使える店として認可が下りない、ちぐはぐなケースもあるという。大阪市のホテルは館内にある全飲食店を申請したが、バー1店だけがいまだに「保留」。事務局に問い合わせてもなぜ保留なのか説明はない。産経新聞の取材に対し、事務局は、

「(観光庁から)受託している立場で何も話せない。こちらの現場は混乱していない」

という返答。また、発送の遅れについて観光庁は、

「一部は事務局がホテルなどへ持参したとの報告も受けているが、原因は調査中」

と答えるだけだった。

   この記事に関してはネットでは、「体験者」からの怒りの声が相次いだ。

「昨日(10月4日)からホテルに泊まっていますが、もらったクーポンには使える地域を手押しのスタンプ押印、さらに宿泊日数に応じた有効期限を押印してお客さんに応じて用意したようだ。相当な手間だろう。そしてトドメは、このクーポンをホテル周辺のどこの店で使えるか、ホテルでも把握できないこと。こんなに民間業者や旅行客を混乱に陥れる政策なら、所得税の定額減税でもしたほうがよかったと思う」
「昨日(10月4日)、宿泊してクーポンをもらったが、あとから『渡し過ぎました』と言われてビックリしたことと、使えるところを調べて行っているのに、『まだ機械が来てないので使えません』とか、『やり方がわからないので使えません』とか言われて驚いた。結局、自分で周辺の6~7軒回ってやっと使えた。グダグダにも程がある!」
「それ、ひどい話ですね。金銭的な損失だけでなく、時間も奪われていますよね。旅行中のタイトなスケジュールの中で、これはキツイ。何か所か観光できなくなりますよね」
「民間ならば、もっと準備をしてから開始するはずだ。『あのホテルは嘘をついて、クーポンがもらえなかったよ。二度と来るもんか!』と噂がたてば、想像ができないくらいのダメージを負うことになる」
「安倍・菅政権のいつもどおりのグッダグダ。ホテル側、お店側のスタッフは大変だったろうな。ホント政府ってクーポン券とか商品券好きだな。シンプルにやればいいのに、無駄に複雑化して失敗する。最初から問答無用の宿泊費半額補助だけと割り切れば話は早かった。さらに言えば電子クーポン。今度行く旅館周辺では大半の店で使えないから、帰り際にドラッグストアにでも寄るしか使う方法がない!なんでこんなアホなキャンペーンにしたのか」

(福田和郎)

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