突然、ぼくのところにTBSからメールがきた。「情報7daysニュースキャスター」という情報番組を担当している人からだ。数日後に放送予定の当番組で投資について取り扱う予定で、ぼくの長男が米国株投資をしている件で取材をしたいとのことだった。
テレビの影響力をまざまざと見せつけられた。
さすがテレビ! たくさんの人から反響があった
番組放送の後日、インスタグラムでTBSの取材を受けたと投稿したところ、たまたま見ていて「これってあっきんさんとこの話じゃ......」と思った人がたくさんいたことがわかった。
ぼくたち親子が出演したパートは1分ちょっとだったけど、コーナーとしては10分ほどあったのでかなり中身の濃い仕上がりになっていた。
また興味深いのが、親がこの話を子供にしたところ、わが家の子供も投資やってみたい! って言い出したんです。という声があった点だ。
行列ができてるお店はきっと良い店に違いないと、自分も行列に並ぶみたいな話で、投資も、やってる人が多ければ自分もやってみようと思うんだろう。投資のハードルが下がることは、ぼく自身も望んでいることなのでうれしいことだ。
ただ、客観的にこの番組を見て思ったのは、投資に熱心な親が子供を投資家にするべく早くから株式投資を教えているように見えるので、どこか危うさを感じる人もいるだろうな、と。
ここで補足しておくと、ぼくが子供にしているのは投資の教育というよりは金融教育だ。金融教育の一つの科目に「お金の増やし方(投資)」があるイメージだ。毎日のように株式投資の話を長男としているわけではない(笑)
金融教育には他にどんな科目があるかを、ここで紹介しておきたい。
●金銭感覚やお金の必要性を学ぶ
●お金の稼ぎ方(労働、投資)を学ぶ
●社会に出るまで何を学ぶべきかを考える
●労働だけではしんどいことを知る
ぼくが子供に投資を教えるワケ
お金のことについて学ぶと、いろいろと考えることが出てくる。
そもそも、お金は何のために必要なのか?
自分にとってお金はどれだけ必要なのか?
お金を得るにはどうしたらいいのか?
そして、これらを考えていくと「自分はどんな生き方をしたいのか?」というところにいきつく。お金はあくまでも人生を豊かにするための道具に過ぎず、お金を増やすことが人生の目的ではない。こういうところも、親としてしっかりと伝えていきたいと思う。
金融教育をきっかけに子供が自分の将来について自分で考えるようになってほしいという思いがある。そして、その過程で子供は理解するはずだ。自分たちが大人になって生きていく時代は、今より収入面で厳しい時代になっていることを。
これこそが、ぼくが子供に投資を教える理由だ。ぼくは、日本の未来にはわりと悲観的なイメージを持っている。人口ピラミッドを見れば明らかで、労働人口が減って高齢者が増えていくからだ。
日本の年金制度は、今、高齢者がもらっている年金の財源として、今、働いている現役世代の給与をあてにしているからだ。
昔のように高齢者よりも現役世代が多い人口分布ならば年金の負担なんてそんなに大きな問題とはならない。これがわかっている以上、会社からもらうお給料だけをあてにして生活設計を組むのは、どう考えても無理がある。だからこそ、収入のポケットをもうひとつ持っておく必要がある。
それが「投資」だ! 投資は時間をかけて投資元本を増やしていけば、どんどん自分を楽にしてくれる。ぼく自身が人より早くから投資を始めたこともあり、身を持ってそれを実感している。
だから、ぼくは子供にも投資を早くから教え、実践するように仕組みを作っている。(あっきん)
お金のことってなかなか人に相談できないよね。
みんな、お金のことってどう考えてるの? 投資って、難しいでしょ?
自分のやってる貯蓄術や運用術って一般的なの?
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