「就活をはじめよう!」と思い立った就活生がまず取り組むこと。多くの場合それは、「某大手就活サイトに登録すること」なのではないだろうか。かく言うわたしも、「就活生と言えば、まずは就活サイトに登録しなきゃ!」と思って、とりあえず登録したクチである。
ところがどっこい。この際だからぶっちゃけてみると、わたしの就活は、まったくと言っていいほど大手就活サイトを利用せずに終わったのである。
どうやらわたし、「大手就活サイト」と相性が悪い?
利用しなかったと言うべきか、わたしがうまく使いこなせなかったと言うべきか。とにかく、わたしは大手就活サイトとあまり相性が良くなかったようである。
ひと口に言うと、情報量が多すぎるのだ。もちろん、その情報の多さが大手就職サイトの魅力だということもわかっているのだけれど、あまりにも情報が多すぎてどれが自分の求めている情報なのか、だんだんわからなくなってしまうのである。
それに加えて、ひねくれ者のわたしは、「どうせ新卒採用にたくさんお金をかけられる、大手企業が上位に表示されるんでしょ?」という気持ちで就活サイトを眺めてしまうのだった。
広告費として、多くのお金を就活サイトの運営会社に払う企業が、サイトの中の目立つ位置をゲットできる、というのはビジネス的には当たり前なんだけど。それでも、そこまで「大手志向」ではなかったわたしとしては、使いにくいことこの上ない。「自分が本当に求めている情報」が、このシステムのせいで膨大な情報の海に埋もれてしまうのだ。困る!