今週(2020年9月21日週)は英ポンド円で勝負すると宣言していた早稲田大学が、米ドル円取引に作戦を変更。新たにドルインデックスを分析に取り入れた。その結果は......。
一方、英ポンド円で攻める明治大学と慶應義塾大学は、売りと買いを上手に使い分けて利益を上げた明治大に対して、慶応大は「買い」で攻め続けた結果、損失を招いた。
専修大学を追い、明治大が激しく巻き返す。混戦の2番手争いから抜け出すのは、どの大学か!?
「買い」狙いで攻めたものの......(慶応義塾大学)
9月21日(月)
今週(9月21日週)の英ポンド円取引は、今までと比べてもかなり少なめであった。ちょうどオレンジの急角度のラインに対しての節目にいるという認識であったため、「買い」狙いで2回ほどチャンスをうかがった。
夕方ごろ、1ポンド=135.226円で「買い」で入ったが下落の勢いが強く、1ポンド=135.084円で損切りした。また、その後に再び1ポンド=134.539円で「買い」で入ったが、すぐに1ポンド=134.249円で損切りした。マイナス432円。
その後の経過を見守ったが、反省点として、青いチャネルラインに対して角度やロウソクの位置に対して買いを狙うには時期尚早であり、左側のV字波動の値幅が出きってないことから、安易なポジション取りは命取りであることがわかった。
結局、今週のトレードは月曜日のみであったが、図1の赤ボックスのように、戻り値幅が前週と同じ値幅が出やすいことや波のカウントの仕方が、検証によって少しは自信が持てるようになった。まだまだ全体的な相場環境認識やEMA(指数平滑移動平均線)の見方が甘く、いらない損切りが多くなりやすいが、地道にコツコツ続けていきたい。
来週のポンド円の方向感は、正直まったくイメージができていないので、週明け前半は焦らず様子見からスタートしたいと考えている。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
ポンドは引き続き小さなレンジで不規則に動き難しい週でした。英国が新たなコロナ対策を打ち出したものの、景気減速懸念で売られるといった具合です。筆者も、買いで臨んだものの何度も損切りとなってしまいました。こういった時に短期売買を行う場合は、需給分析と値動きの早さを確認します。
需給分析は、FX会社の売買比率や注文情報で確認できます。値動きの早さというのは、上昇・下落において同じ値幅を動く時にどちらが早いかで投資家の狙っている方向性を予想するというものです。22~24日の値動きを見ると、上昇するスピードが早く、また午前0時ごろに上昇する傾向にあります。
結果的に、週明けに大きく上昇しましたが、こういったことから、ビリオネアさんの買い戦略は正しかったといえます。
前週からの損益 マイナス432円
9月25日現在 1万2663円
◆ 体調が整わずお休みをいただいています(専修大学)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
9月25日現在 1万3824円