【コロナに勝つ!ニッポンの会社】ローカライズ進むコワーキングスペース 都市ではマッチング狙い異業種が参入

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コワーキングスペースで町を活性化

感染予防のためのアクリル板も導入
感染予防のためのアクリル板も導入

   東京都内を中心に大阪や広島などでもコワーキングスペース事業を展開する株式会社いいオフィス(東京都台東区)は、宮崎県都農町で、「まちづくり」を担うスタートアップ企業の株式会社イツノマと提携して、コワーキングスペース「いいオフィス都農by YARD1927」を、2020年9月19日にオープンした。

   都農町は人口約1万人で、試算では2045年に6000人を割る見込み。高齢化率は40%近くで、町の支えである農業は後継者不足という、全国の地方市町村が共通で抱える課題に直面している。

   株式会社イツノマは、そうした都農町で、新しい社会・経済モデルを創造して課題解決に向き合いたいと今年1月にスタートした。

   その後の新型コロナウイルスの感染拡大防止策の中で、「地方創生」「地方移住」などがキーワードとなり、町では受け皿づくりに動き出しており、今回のコワーキングスペースもその一つ。「いいオフィス都農by YARD1927」は、ワークスペースとしてだけでなく、町民らが集まり町の未来を語り、考えるための場でもあるという。

   株式会社イツノマでは、旅行・ワーケーション先としての訪問を呼び掛けている。

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