商社のOB訪問の評価は属人的? だったら、やることはわかるはず!(鈴木修二)

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   こんにちは。鈴木修二です。最終的に商社に進むことになったのですが、近ごろ大学の後輩から内定者としてOB訪問? の依頼を多数いただき、この業界の人気ぶりに改めて驚いています。

   よく後輩に聞かれる質問として、OB訪問はたくさんこなすべきか、OB訪問をする社員はどう探せばいいのか...... とありますが、今回は自身の経験も踏まえて、商社でのOB訪問のベストなやり方について探ってみました。

  • OB訪問、みんなどうしてる?
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OB訪問は会ってみるまでわからない?

   さて、巷のメディアではよく「訪問先の社員の年次によって、質問を変えろ」といっている。たとえば1~3年目のような若手社員には「就活時代にどのように動いていたのか」、10年目ともなってくると中堅の管理職であることも多いから、「理念のようなことを聞け!」だとか......。商社の就活では、そういった話がまことしやかにささやかれているような気がする。

   しかし、正直いってこういった小手先の目論見は、ムダに終わる公算が大きいと思う。なぜなら、OB訪問というのは一対一の対話であって、理念のことを質問したところでOB訪問の評価が上がるわけではないし、むしろ質問の一つひとつよりも、合理性には欠けているがその社員とのフィーリングが合うかどうかが、OB訪問の高評価という点においては肝要になってくる。

「そんなのは会ってみるまでわからない。」

   たしかに、完全な運任せと思うかもしれないが、それがそうでもないのだ。

鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
現在、東京都内の難関私立大に通っている3年生。現役就活生として、今まさに就職活動中の立場だからこそわかる、最近の就活の実態をつまびらかにしていきたい。
自分と同じ、来春(2021年)卒の学生には共感の場を、これから就活を控える2022、23年卒の学生には、就職活動にはびこる企業の体裁と内情の乖離を、正確に把握するための機会になれば、と思う。
そして、意中の企業に就職して、すでにキャリアを積んでいるであろうビジネスパーソンさんには、さまざまな企業の採用戦略をエンターテインメントとして読んでいただければ、うれしい。
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叶多 凛(かなた・りん)
現在、東京都心から少し離れた自然あふれる私立大学に、のびのびと通う4年生。「学部4年生×就活生」というのはいささか不思議に思われるかもしれないけど、そうワケありである。
現役就活生として、シューカツのあれこれを率直に書いていきたい。就活に励んでいる「同士」には、「あるある」と思わず膝を打つような、まだまだ就活なんて!という学生には、シューカツの一端を覗いてもらえるような。そんな内容にできればといいな、と思う。
テーマは「就活も楽しむ!」。いろいろな企業に赴き、さまざまなビジネスの話を聞くことができるのは、就活生だけの「特権だ!」と思っている。そんなふうに就活できたら、イヤな面接官も撃退できるかも。なんて考えている。
得意なのは、英語。今夏の東京五輪・パラリンピックでは、世界中から訪れる報道陣の手助けをするインターンシップにも登録。こちらも、ガンバル!
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