こんにちは。鈴木修二です。最終的に商社に進むことになったのですが、近ごろ大学の後輩から内定者としてOB訪問? の依頼を多数いただき、この業界の人気ぶりに改めて驚いています。
よく後輩に聞かれる質問として、OB訪問はたくさんこなすべきか、OB訪問をする社員はどう探せばいいのか...... とありますが、今回は自身の経験も踏まえて、商社でのOB訪問のベストなやり方について探ってみました。
OB訪問は会ってみるまでわからない?
さて、巷のメディアではよく「訪問先の社員の年次によって、質問を変えろ」といっている。たとえば1~3年目のような若手社員には「就活時代にどのように動いていたのか」、10年目ともなってくると中堅の管理職であることも多いから、「理念のようなことを聞け!」だとか......。商社の就活では、そういった話がまことしやかにささやかれているような気がする。
しかし、正直いってこういった小手先の目論見は、ムダに終わる公算が大きいと思う。なぜなら、OB訪問というのは一対一の対話であって、理念のことを質問したところでOB訪問の評価が上がるわけではないし、むしろ質問の一つひとつよりも、合理性には欠けているがその社員とのフィーリングが合うかどうかが、OB訪問の高評価という点においては肝要になってくる。
「そんなのは会ってみるまでわからない。」
たしかに、完全な運任せと思うかもしれないが、それがそうでもないのだ。