急に涼しくなってきました。これから何を着たらいいのか、悩む季節ですね。
今年(2020年)の秋冬は、例年と違ってイベントがあまり多くないでしょう。出かける機会が少ないと、「服は多く持たなくてもいい」という意見も聞かれます。もちろん多く持たなくてもいいのですが、ビジネスではさまざまなシーンがあります。今年はどのような装いがふさわしいのでしょうか。
キーワードは、今年ならではの「リラクシー」
今年は男女ともに、ビジネス服のカジュアル化が進んでいます。スーツしか着てこなかった男性にとっては、さまざまなシーンに合わせて装いを変える力が求められています。「大変だ」という声も聞かれます。一方、女性の場合は、これまで通り、各場面で求められる装いをしていくことに、変わりはなさそうです。
今年の女性のビジネススタイルのキーワードは、「リラクシー」です。「リラクシー」とは「リラックス」という言葉からきています。リラックスとは、「緊張をほぐして心と体の両方を緩める」ことですが、リラクシーは「自然体な様子」であることをファッションでは表現します。
肩肘張らない、きちんとしすぎないファッションということですね。まさに、リモートワークが進んだ、今年だからこそ出てきたキーワードです。
そこで、「リラクシー」をキーワードに、「これを持っているとお役立ち!」というアイテムをお伝えします。もちろん、ビジネスシーンでのことなので、ラフすぎる装いは避けましょう。
まず、持っておきたいのは、ジャケット。今年のジャケットは、例年と違い、柔らかく軽い生地、多少のシワが気にならないような素材がよく出ています。リモートワークであっても、社外の人との打ち合せであれば、ジャケットを羽織ると、相手に失礼がありません。色は、ネイビー、ベージュ、オフホワイトなど、ビジネスシーンとしてふさわしいものがオススメです。