ああ... 予測が外れて(慶応義塾大学)
9月16日(水)
緑色のレジサポ(レジスタンスライン=上値抵抗線=とサポートラインが同じ水準でチャート内に表れた)に対して再び下を試すような動きになると考え、1ポンド=135.638円で「売り」エントリーをした=図1の緑矢印。しかし、予想とは裏腹に上へ伸びる動きとなったため1ポンド=136.158円で損切りをした。
細かい動きを見る時に分析が甘くなっていることが多々あるので、今後はそういったことも意識して改善していきたいと思っている。マイナス520円。
9月17日(木)
この日はようやく緑色のレジサポを下にブレイクしそうだと判断して、夕方ごろに1ポンド=135.678円で「売り」で入った=図1の青矢印=が、しばらくして下には行かずに上へ戻る動きを見せたため1ポンド=135.913円で損切りしたが、その後の指標で大幅に下落していたのを見て、自分の分析の甘さを痛感した。マイナス235円。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
方向性は間違っていなかったのですが、惜しい展開となりましたね。
さて、英ポンドは投資経験が浅い人には少し難しい展開となってきています。売り材料としては、「マイナス金利の有効性を議論」という報道。8月にはベイリー英中銀総裁が「マイナス金利は選択肢にあるが活用する計画ない」としていましたが、少し前進したとして市場は受け止めたようです。また、 PMIは製造業、非製造業とも前回を下回る内容となりました。
しかし、これに対して市場はポンド買いの反応となりました。経済が悪化すると、英政府がEUとの貿易交渉に柔軟な姿勢となるという思惑がポンド買いにつながるとのロジックのようです。そして、漁業に関する暫定的な譲歩案を提示したと伝わっており、交渉進展への期待感も高まっています。また、スナック英財務相が新たな雇用支援策を発表 しており、反発気味の相場となっています。
前週からの損益 マイナス755円
9月18日現在 1万3095円