「先を見た」資産運用が大事
上図は、東証株価指数(配当込み)と1株当たり利益の推移です。新型コロナウイルス感染拡大の影響で日本株は大きく下落しましたが、3月を底に回復基調で推移しています。
さすがに「コロナ・ショック」の影響で、2020年度の利益は大きく落ち込むことが予想されていますが、来年以降は回復すると予想されています。今後はワクチン開発の期待の高まりと感染拡大第2波の懸念との綱引きで、短期的に株価は大きく上下することも想定されます。しかし、株価は長期でみると、企業の1株当たり利益と同じように推移する傾向があるようです。
日々の情報や短期的な値動きに一喜一憂せずに、じっくり構えた「先を見た資産運用」が大事なようです。(日興アセットマネジメント マーケティング部 山口亮二)